2026年前半読書日記
【2026 年前半】 ◎2026年2月24日『赤く染まる木々』パーシヴァル・エヴェレット ◎2026年2月22日『翻刻 世界 創刊号: 昭和二十一年一月号』 ◎2026年2月21日『歴史は“強者ファースト”か?』板垣竜太ほか編 ◎2026年2月19日『今は何時ですか?』丸谷才一 ◎2026年2月17日『戦争の美術史』宮下規久朗 ◎2026年2月10日『江戸の刑事司法』和仁かや ◎2026年2月6日『中高年シングル女性』和田靜香 ◎2026年2月4日『過去と思索(七)』ゲルツェン ◎2026年1月28日『ルポ 過労シニア』若月澪子 ◎2026年1月27日『アフリカから来たランナーたち』泉秀一 ◎2026年1月23日『戸籍の日本史』遠藤正敬 ◎2026年1月20日『過去と思索(六)』ゲルツェン ◎2026年1月11日『西部戦線異状なし』(映画) ◎2026年1月6日『怪物』(映画) ◎2026年1月4日『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(映画) ◎2026年1月3日『統一後のドイツ』シュテッフェン・マウ ◎2026年1月1日『ファミリー・ツリー』(映画) ◎2026年1月1日『いまを生きる』(映画) ◎2026年1月1日『やさしい本泥棒』(映画) ◎2026年2月24日『赤く染まる木々』パーシヴァル・エヴェレット ☆☆☆☆人種憎悪犯罪(ヘイトクライム)のパロディ? ミシシッピ州のディープサウス、かつて黒人差別とリンチ殺人が横行した町で、今度は父親の世代がリンチ殺人に関わった白人たちが残虐なリンチ殺人の被害者になる。しかも、死体の横には黒人の死体があり、それが消えてはまた別のリンチ殺人で登場する。 事態を重視した州警察( MBI) と FBI が捜査に乗り出し、物語はミステリー仕立てで推移する。 ところが、事態は思わぬ拡大を始め、ミステリーがホラーの様相に・・・。 ただし、残虐な連続殺人の割には文体はコメディタッチで、まるでゾンビかキョンシーの映画を見ている感がある。 この小説が書かれたのは 2019 年で、第 1 次トランプ政権の後半とのこと。 トランプとおぼしき大統領が事件に対して演説する。「・・・われわれが心配しなければならないのは黒人と、明らかに中国人とインディアンだと。問題は、彼らが...